今回はなぜ、僕が「50代からの『不動産とお金』の専門家」と謳っているのか?について触れたいと思います。
僕は「50代からの不動産とお金の専門家」のFPと名乗っています。
FPは一般的に保険や資産運用などのお金の相談ができる人と認識されています。(そもそもFPとは何をする人?という人も世の中にはまだまだいますが・・・)
そんな中で僕は「不動産」を得意としたFPと名乗っています。
不動産とFPってなんか関係あるの?
不動産とFPって関係あるの?
FPって「お金の専門家」とも言われますが、僕は「相談者のライフプラン実現に必要なお金の裏付けをプランニングする専門家」だと思っています。
不動産を個人の方が買うとしたら、マイホームの時が圧倒的に多いでしょう。
そして、マイホーム購入は人生で1回、多い方で2回でしょう。
もちろんもっと多い回数の方もいますが、少数派です。
そして、そんな人生に1回しか経験できない買い物に慣れている人なんていないし、金額も大きいので、買い方に失敗するとその後の人生に大きな影響を与えかねません。
それくらいマイホーム購入って人生において大きな転機なのです。
そこには、本来、ライフプランに基づいたアドバイスも必要なはずですし、不動産を売る側ではない不動産に詳しい人のアドバイスもあっていいはずです。
ハウスメーカー時代に感じたこと
僕は大学卒業後、ハウスメーカーに就職しました。
学生時代、経済学部生なのに建築に興味があって、文系人間でも建築に携われる仕事がしたいと思い選びました。
実際に仕事を始めると思ったとおり楽しかったのですが、一方でお客さんが住宅ローンを借りる姿や引渡し後の生活を垣間見ていくうちに「人生」に関わっているという現実を感じるようになりました。
そんな経験をするうちに「ファイナンシャルプランナー」という資格に興味を持ち、勉強を始めました。
勉強を始めてから知った「家計のキャッシュフロー表」という将来の家計の様子をシミュレーションする仕組みが「家計の未来予想図」のようで面白く感じました。
一方で家を買う前にこのシミュレーションをやる価値をすごく感じました。
さらに、今でこそ、インターネット上には、マイホームを買った経験談やアドバイスが溢れていますが、当時は圧倒的に売る側に情報が偏っていて、お客さんは売る側が発信している情報や営業マンからの情報がマイホーム購入の主な情報源でした。
2011年。東日本大震災の年の話でした。
事務所名の「ケルン」に込めた想いとは?
僕は「マイホームを買って失敗した」と思うような買い方はしてほしくないし、そもそも初めてにして人生最大の買い物を不安だらけで進めてほしくないとの想いがありました。
そして、「相談者の人生の道標を創る仕事」がしたいとの想いを込めて、「FPオフィスケルン」という事務所を付けました。
「ケルン」という単語は、一般の人には馴染みは薄いと思います。
昔、登山道に石を積み上げて作った道標があり、それを「ケルン」と言いました。
僕はそこからもらって、事務所名にしました。(写真がケルンの見本です)
もちろんマイホームを検討できる人はある程度、人生が順調に送れてきた方達かもしれません。そんな方達には、「大きな安心感」を提供したいと考えています。
一方で、マイホーム購入後に状況が変わり、暗く先が見通せなくなった方達には、一筋の明かりが見つけられるような存在でいたいと思い、日々の相談に向き合っています。
自分も50代になったら、急に感じたこと
そして、自分が50代になった時、世の中は戦争の影響もあり、物価も上昇していました。
大手企業は給与アップするというニュースが流れ、どこそこの企業は若手社員の給与や大卒初任給を大幅にアップさせるというニュースも流れていました。
ライフプラン的にお金が掛かる時期に当たっている人が多いのは確かですが、まさに先が見通せない状況に置かれている人が多い世代です。
住宅ローン金利が上昇し始めた中でさらなる苦境に陥る人もいるかもしれません。
そんな50代にも希望が持てる道標を創れたらとの想いから、「50代からの」と謳うようになりました。
もちろん年代関係なく、ご相談希望には対応しますが、特に50代を応援したい気持ちから精一杯対応したいと思っています。
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