「まずは住宅展示場から・・・が失敗するマイホームの第一歩」
「土地なし客」は相手にされない?
前述したように多くの営業マンは土地を既にお持ちのお客様を探します。
土地から探すお客様はすぐに商談にはなりづらく時間がかかります。
そこを嫌って優先順位が下がる営業マンが多くなります。
でも発想の転換をした営業マンは逆に
「土地さえ探してあげられれば、他社との競合を避けられるチャンスの大きいお客様」と捉えています。
住宅展示場に足を踏み入れるとにこやかに営業マンが応対をしくれ、自社の自慢のモデルハウスを案内してくれます。
そしてさりげなくお客様の状況を聞き出してきます。
土地があるのかないのか?
予算はどのくらいを考えているのか?
収入はどれくらい?
今の家賃は? 等々
土地を探していると分かれば土地情報を提供してきたりします。
「ちょうどこんな物件がありますよ?ちょっと見に行きますか?」
なんて興味を引きながら、この営業マンと付き合っていると得するかもなんて思わされるかもしれません。
土地を探しているのですから物件情報を提供してくれる存在は貴重です(笑)
ちょっと見に行く位なら・・・なんて次に会う約束をして帰ってきたりして、そのままズルズルと商談に引き込まれていくなんてことも珍しくありません。
土地の契約だけでは仕事にならないので・・
もう少し他社も比較してからなんて悠長なことを言っている間もなく、気に入った土地を紹介してくれて、
契約をするかどうかを迫られる場面になったりします。
土地を探していたからそれはそれで良かったのですが、建物はじっくりと比較してみようと考えていたはずが、
土地を紹介してくれた営業マンは不動産会社ではなく、ハウスメーカーの社員です。
土地が決まっただけでは、何も仕事にならないし、
「悪い人ではないし、このまま建物お願いしないと気まずいよね」
なんていつの間にか建物も契約をしていく流れも結構、多いのです。
この流れで建てた人が全て失敗するという訳ではありませんが、建物については詳細を比較検討する時間もなく、あっという間に着工してしまいます。
建物が完成してから、「ちょっとイメージと違うな、思ったより良くなかった」
なんて後悔は残念以外の何ものでもありません。
「家は3回建てなければ満足できないって言うのは本当かもね」
なんて妙に納得してみたりしても3回も建てられる人はそんなにはいません。
そんな失敗をしないようにまずは土地探しからの失敗しない流れを確認しておきましょうね。
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