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【住宅ローン苦しい】住宅ローン返済が苦しくなった時の3つの勘違い

2021/01/03
【住宅ローン苦しい】住宅ローン返済が苦しくなった時の3つの勘違い
コロナ禍で住宅ローン返済に関する相談が金融機関でも増えているそうです。
借りるときはまさか返済が苦しくなるなんて思いもしていなかったかもしれません。
人生、何が起きるか分かりません。

住宅ローン返済が苦しい時の勘違い3つ


住宅ローンに限らずローン全般に返済に関して勘違いされやすい主な3つのポイントがあります。

  1. 返済が苦しいと金融機関に相談すると自分に不利なことが起きる
  2. 一度でも延滞すると自宅を競売にかけられる
  3. 保証会社が代位弁済すれば借金は清算される

この3つは実は僕も昔、勘違いしていました(苦笑)



勘違いその1 返済が苦しいと金融機関に相談すると自分に不利なことが起きる



「返済が苦しい」なんて金融機関に言ったら、顔では笑っていても

「この人、危険だから早めに手を打っておこう」

なんて予想もしない不利なことが起きるのではないかと思っていました(笑)

実際、金融機関の立場からすると返済が苦しくて延滞されてはもちろん困りますが、長い返済期間の途中に苦しい時代があっても結局は返済を継続してくれて完済してくれるのが一番ありがたいのです。
なので人によっては、窓口の対応が冷たいとか面倒くさそうとか様々な印象は受けるかもしれませんが、早めに相談に行くことが重要です。

早めにというのはいつを指すのか?

それは延滞を始める前です。

例えば、給料が来月以降、かなり減らされそうで返済が苦しくなりそうという段階で相談することをお勧めします。
もちろん来月の給料は減るけど、単に歩合給が少なくて、再来月には復活しますというなら頑張れば良いのですが、
会社の業績の関係など個人の努力で改善できる話でなければ早めに相談したほうが良いです。

相談したところでどういった対応になるのか?

それは相談次第ではありますが、例えば

半年間だけ返済を止めて、利息払いだけにする
一定期間だけ返済額を減額する

などどうすれば返済を継続できるのか?という観点から対応策を相談することになります。
もちろん窓口の担当者との間で「こうしましょう」と話がついてもそこから稟議がまわり、金融機関として
最終判断をしてもらうことになります。

勘違いその2 一度でも延滞すると競売にかけられる

一度でも延滞すると競売にかけられるというのも勘違いです。
そもそも競売の手続きは裁判所に申し立てが必要です。
仮に一ヶ月の延滞で申し立てたところで裁判所は認めないでしょう。
半年以上の延滞で申し立てしてもすぐに認められるわけでもなければ、実際に競売が始まり、売却が進められるまでにはもっと時間を要します。
つまり金融機関も競売には時間も労力も掛かるのでできれば避けたいと考えています。
だからと言って延滞をし続けても良いという話ではもちろんありません。


勘違いその3 保証会社が代位弁済すれば借金は清算される

「保証会社が代位弁済すれば借金は清算される」これも勘違いしやすいポイントです。
住宅ローンを借りる際には、保証会社の保証をつけて借入を受けています。
保証会社へも申込人は保証料を支払っています。
もしかしたら住宅ローンの契約の際の説明などでは、

「万一返済できないときは、保証会社に代位弁済してもらいます。その保証料は〇〇万円で申込人のご負担になります」

というような説明を受けているかもしれません。

実際にそんな説明を受けたあるクライアントは

「保証会社が肩代わりしてくれるなら、それで住宅ローンはチャラになるってことですね!」

と一瞬目が輝きましたが、そんな都合の良い話はありません。

保証会社が代位弁済(肩代わり)してくれたら、確かに自分と銀行との借金はチャラになります。
でも新たに保証会社と自分との間でこの肩代わりした借金をどう返済していくのか?という話が始まります。

通常はこの時に「一括で返済してくださいね!」

ということになります。
そもそも住宅ローンの毎月の返済すらできなかったから、保証会社のお世話になっているのに
一括で返済なんて出来るわけないので、ここで自宅を売却せざるを得ない事態になります。
もちろん保証会社が肩代わりする前に任意で売却して、精算するという選択をすることもあるでしょう。

まとめ


返済が苦しくなりそうなら、できるだけ早く金融機関に相談に行くことです。
先の返済の見通しが立たないのに苦し紛れにカードローンなどで穴埋めはしないでください。
金融機関も早めに相談に来てもらった方が対応策の選択肢も増えますし、何より早めに相談にくるというその誠意が
何よりも対応を親身にしてくれます。
コロナ禍でより厳しい状況に追い込まれている方もいるかもしれません。
どうか悲観しないで、今、やれることを愚直にやっていきましょう。

もしどうしたら良いか分からないというときはどうぞご相談にいらしてください。







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